少女共棲2巻(小説)の簡易バレ含む感想

原作にはない個性を感じたので2巻も読了。

テレビに出ている子供を見て、たま~に「こいつ、いったい何歳だよ⁉」と驚かされることがあります。
よくこんなに喋れるなあと感心する一方で、こんな子が近くにいたらちょっと怖いかなあと思うこともしばしば。
なんか、「そんなことも知らないの?」と馬鹿にされそうで・・・。

そんな天才少年・少女と、どのように接すればいいのかと考えさせられた一冊。

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とある暗部の少女共棲(2) (電撃文庫)

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【小説】少女共棲2巻の登場人物

アイテム
麦野
滝壺
フレンダ
絹旗

ハニークイーン
鮎魚女(あいなめ) キャロライン
太刀魚(たちうお) メアリー
蓑笠子 亮介(みのかさご りょうすけ)

ハニークイーンの下部組織
川魚(かわざかな)
久保田(くぼた)
沢木(さわき)

その他
蜜蟻
初羽(はつはね) さらり
花露 腐草(はなつゆ くちくさ)
華野超美
亡本
フレメア
アズミ
加納神華
貉山
山上 絵理奈(やまがみ えりな)
春沢 冥瑠辺(はるさわ めるへん)
村木(むらき)
鮎魚女(あいなめ) テレジア

蜜蟻は前巻の警策のポジションですね。
バイオハッカー編からそう日にちが経っていないのにその変貌ぶりといったら、2重人格かよとツッコミたくなるほど。
加納くんとか、過去編なのになんか懐かしい気分。
この2人が出ることによって、新約11、12あたりの話が思い出されます。

【小説】少女共棲2巻の話の流れと主なバトル

8月3日(前巻最終日の3日後)
罪を犯した芸能人の抹殺

8月4日
ハニークイーンに奇襲される

8月5日
病院でハニークイーン関連の情報収集
カジノに潜入して下部組織とバトル
スタジアムドームで蜜蟻と対峙

8月6日
『原子崩し』研究所でハニークイーンを待ち伏せ
VSメアリー

8月7日
ラストバトル
VSキャロライン

8月8日
見舞い

8月9日
縁日

蜜蟻のこともでそうですが、話の流れは前巻とちょっと似てますね。
最初から敵がハッキリしてて、殺すか殺されるかの真剣勝負。
ただ前巻は敵を追っていたのに対し、今巻はどちらかといえば追われる立場。
それもそのはず、敵のターゲットは主人公の麦野ですから。
後手後手の状況になるのも致し方なし。

【小説】少女共棲2巻のテーマ

詐欺

2024年に日本で起きた特殊詐欺の認知件数は約2万(被害額721億円)だとか。
同年の交通事故件数30万と比べればまだ少ないとはいえ、なんかもういつ自分が被害に遭ってもおかしくない社会になってませんかね。
特に最近増えているのが、SNS型投資・ロマンス詐欺
特殊詐欺の被害者は高齢者だけではありません。
ニュース等で見ると、40代、50代と認知機能がまだしっかりしている人たちが意外に騙されているんですよね。
今巻は、それに対する警告⁉
詐欺のコツは孤立と情報遮断らしいので、これに注意すれば騙されないかも。

人は機能と機能の詰め合わせ

『落ちているゴミを拾う』『お年寄りに席を譲る』『友達の悩みを聞く』
こういう機能を持っている人は善人と呼ばれる。
一方で、『人の物を盗む』『妻に暴力をふるう』『事故現場から逃げる』
こういう機能を持っている人は悪人と呼ばれる。
本心、直感、魂なんて目に見えないものはあてにならない。であるならば、行動の結果で、良しとするか悪しとするかという人の見方
言われてみれば、確かにって感じですね。
考えるのが面倒になるとつい勘に頼りたくなりますが、これって本来危険です。
勉強でも仕事でも、少しでもいい学校、企業に入るためにさまざまデータ(機能)を収集・比較してから選びますもんね。
人でも同じことをして何が悪いのか?ただ、なんとなく寂しい感じがするのは否定できません。

感想

麦野はやはりレベル5最弱か!

蜜蟻、メアリー、キャロラインいずれの対戦も敗北といってもいいでしょう。
仲間(特に滝壺)がいたからどうにか生き残れたようなもので、もしいなかったら最初の奇襲で普通に死んでます。
アイテムはチーム戦だとやたら強調していますし、結局、麦野は大人の事情でレベル5になれた?だけで、本当はレベル4ぐらいとでもいいたげな。
だから、浜面に負けたのはおかしくないと話を持っていくのかな⁉

キャロラインを見て数多と端数を思い出す

あとがきでも少し触れていますが、話の持ってきかたや雰囲気が数多そっくり。
嘲笑うような、挑発するような、見下すような感じが妙に懐かしい。
でも、小物って感じは不思議としないんだよな。
端数は、レディバードとの師弟関係がなんとなく。
メアリーはきっと最後に裏切られるんだろうなと思っていたら、案の定⁉

滝壺は昔のほうが強かった?

原作だと、白カブトムシのときしか活躍した場面が思いつかない。しかも、あれ無意識だし。
過去の滝壺はいろいろアドバイスするわ、仲間想いだわで、麦野を信頼しているわ、めっちゃ役に立つわで。
1年後、なんで麦野を裏切り浜面になついたのか・・・。

能力者はレース用の車と同じ

能力者って自分1人の力で強くなったみたいな顔しているが、そうではないという話。
スポーツカーでメカニックが必要なように、能力者には開発を行う研究者が不可欠。
もしその研究者がいなくなったら、成長も止まると聞くと、能力者は下手に逆らいにくいな。
レベルが高い人ほどショックが大きいのはやむなしか。

カジノバイト講座が地味に面白い

この話がなくても物語は成立しそうですが、それなりの量で描かれています。
特にバニーガールの面接。
カードマジックを見破れるかとか本当にやるの?
イカサマ発見が本業とか、へえーって感心してしまった。
そもそも日本の求人見てもクラブ関係ばっかで、本場のカジノに行ったらバニーガールに会えるのだろうか⁉

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