魔術師:ライブアドベンチャーズインワンダーランドほか
登場巻:創約5、7~14
全盛期:創約10
ランク:EX
世界救済を唱える『橋架結社』のTOP。
同じ仲間の超絶者が畏怖するほど異端的な存在。
その正体は、児童小説『不思議の国のアリス』のモデルとされた人間『アリス=プレザンス=リデル』。
本来はどこにでもいる普通の女の子であったが、アレイスターの師(名前不明)により、霊装あるいは奇跡の改造人間(アナザーバイブルは術式名)として作り変えられる。
19世紀生まれでも見た目は当時と変わらず、白い肌、青い瞳を持つ12歳くらいの金髪少女。
服装は青系のワンピースの上に、白いエプロン。
一見、可憐だが、その中は赤と黒のベルトとバックルで全身を締め上げている。
モットーは『みんな仲良く、みんな幸せ』。
電流、重量、精神などありとあらゆる攻撃を食らっても平然としている不思議な体質。
世界、宇宙、時間に干渉できる。
魔神と同じく、世界崩壊を考慮し、常に力をセーブしている。
全力時の戦闘スタイルは獣化(神装術)。
トリスメギストス、旧き善きマリアを圧倒。フリーズしてるところ、ヨハンに頭部を潰されるも、再起動して復讐を果たす。
創約14では、VSコロンゾン終了後、学園都市を離れる。
能力
神装術
・『創造』。ゼロからモノを造る力。アリス自身も例外ではなく、上条との対戦では18歳の美女(ただし獣のように獰猛)に脱皮
・『共鳴』。一種の洗脳、支配、同化。この影響を受けたものはテンションが上がり物事が有利に運ぶ。範囲は最低でも学園都市で、数は無制限
・『玩具』。アリスを守る怪物または自動迎撃システム。ダイナ、グリフォン、フラミンゴ、三月ウサギ、ハリネズミ、処刑人、料理番など。各々の数は無限
・『予言』。死ぬといったら死ぬ。あるといったらあるし、ないといったらなく、アリスの発言は100発100中
・『回復』。蘇生。たとえ、首が潰された状態でも、時間が経てば、巻き戻ししたかのように、勝手に元の形に戻る
・『咆哮』。ケダモノのように吠えるだけで、強大なエネルギーが集約し衝撃波を放つ
・『歩く』。望む場所に瞬間移動
・『這う』。回避、透過。どんな攻撃もアリスの体をすり抜ける
・『地団駄』。重量でもって敵を踏み潰す
・『縛る』。固体、液体、気体問わず即時停止
・『呪い』。指を差し向けるだけで、触れずにモノを動かす
・『弾く』。デコピンのようなポーズをするだけで、触れることなく敵に一撃を加える
・『掴む』。武器化。物体のみならず他の人体に力を上乗せし、振り回す投げるなどの動作を行う
・『嗅ぐ』。位置の特定。どんな攻撃も必ず当たる
・『抱く』。他者への依存。抱き潰す
・一部を除き、奇跡の併用は不可。たとえば、『這う』をしながら『地団駄』をすることはできない
・他、殴る、蹴るといった動作のパワーも尋常ではなく、アリスがその気になれば、どんな物体も一撃で破壊できる
橋架結社(はしかけけっしゃ)
・アリスを頂点に、人のために夢を叶えたいと願う者が集まった組織
・アジトは南米の『コンドロニアード共和国』の熱帯雨林のど真ん中、水没したスタジアムに浮かぶ100m規模の豪華客船。本部はアリスの気まぐれでコロコロ変わる
・創約7では学園都市内に領事館を設けている。また、拠点は世界中に広まっている
・メンバーで名前が判明しているのは、アリス、アラディア、ボロニイサキュバス、旧き善きマリア、トリスメギストス、シュプレンゲル、ムト、ブロダイウェズ、ヴィダートリ、2ndサーガ。他、総勢30名以上
・全員、超絶者と呼ばれている
・夢は「魔女を救いたい」「冤罪被害者を失くしたい」など個々で違う
・夢を叶えられるのは、アリスのみ
・アリスには魔神のように今の世界を壊し、超絶者全員が納得するよう新しく作り変えることのできる力がある
・この世界改変をそろそろ実行に移そうとしたところで、アリスと上条の邂逅(シュプレンゲルの調略)。「せんせい(上条)」の考えにそぐわないということで、中止になる
・これが原因で、アリスとシュプレンゲルを除いたメンバー間で上条『殺害派』と『救出派』に分断
・『殺害派』は上条を早急に殺すことでアリスの正常化を促す
・『救出派』は上条の死によってアリスが暴走することを恐れ様子見
超絶者(ちょうぜつしゃ)
・イギリス清教やローマ正教など魔術サイド全体に、一個人で対抗できる力を持つ者
・超絶者はレギュラーとイレギュラーの2種に分類
・レギュラーはいくらでも代わりを用意できる。イレギュラーは代用不可
・イレギュラーはアリスとシュプレンゲルの2人のみで、他は全員レギュラー
・レギュラーは超絶者候補が何人もおり、脱退、死亡するなどした場合、候補の中で一番優秀な人物が超絶者として選ばれる
・使用する魔術は、神を着こなす『神装術』を基本とする
・神装術のオリジナルはアリス自身で、他の超絶者はそれを真似ているだけ(力の一部を借りている状態)。よって、どの神装術もアリスの力を超えることはない(たとえば、アリスに殺された人は、マリアの復活で生き返ることはできない)
・神装術を使う人は、魔法名など己のポリシーを捨てる必要がある
・よって、魔術サイドのルールを無視して活動
・一般的な強さは、魔神以下、魔術師以上
・個性が強く主義主張はそれぞれ違うが、全員、橋架結社のメンバー
・アリスを除き、みんな今の世界に不満を持っている
・他の共通事項として、リスクと引き換えに人智を越える魔術『人域離脱』を扱える
ライブアドベンチャーズインワンダーランド
・変則カバラ式創作ブリッジ連結作業
・一言でいうと、“辻褄を無理にでも合わせる魔術”。あるいは“人に楽しい夢と希望を与える魔術”。または“法則や定義をつなぎ意味を持たせ、それを世界全体に波及させる魔術”
・たとえば、SAOの主人公『キリト』と禁書の主人公『上条』が違和感なく友達になっているとか。本来、まったく関係のない異世界(SAO)と異世界(禁書)をブリッジ(繋ぐ)させる
・作中(創約5)では、そこまで大規模ではなく、上条が望む結末を迎えるよう個人レベル、街レベルでブリッジ。本魔術の影響下にあったP.82~206の登場人物は、上条が戦っても死なない程度に弱体化。またはコミュニケーションがとりやすいように柔和化。逆に、上条に害をもたらす人物はあらかじめ排除。時に、上条が欲しいと願うものが目の前に転がったりする
・1+1=2になるような理論は関係ない。アリスが設定すれば、水と油が混ざったり、犬とサルが仲良くなったりする
・この魔術はまず、“楽しい夢と希望を与える(創約5では上条)”対象(人物)を決める。そして、その人物にアリスがお供(冒険)をすることが大前提。
・魔術発動時には、衣服が避け赤と黒のベルトとバックルで全身を締め付けられたあられもない姿に
・ブリッジ連結作業は一時停止(時間停止)、再生、巻き戻し、停止などができる。アリスの干渉を嫌った上条(この結末で本当に正しいのか判断できなかったため)は、始点(P.82、白井にアリスを預けたところ)まで戻すことを要求(いわゆるループ。2週目。人生のやり直し)。そして、2週目ではこの魔術は使わないよう頼み込んだ
・巻き戻しても、1週目での出来事の記憶(上条のみ)は残る。(アリスがその気になれば、上条の記憶も消せた?)
・イメージとしては、新約9でオティヌスが上条に対して行った無限ループに近い。あっちは上条を地獄に落として精神崩壊を目論んでいたのに対し、こっちは上条を天国に導いて幸福を抱かせるもので、目的はまったくの真逆
・アリスと上条(夢と希望を与える対象)以外を一時停止させた外の世界では、巨人が歩いたり、カボチャが飛んだりしている(おとぎの国とごっちゃになっていることを示唆?)
ダイナ
・白黒の毛がふさふさの巨大な飼い猫
・サイズは学校の体育館
・玩具の中で最凶、無敵。他の超絶者が束になっても敵わず、キングスフォードの力を以てしても倒しきれない
・複雑な動きはなく、その大きさによるパワーであらゆる生き物をペシャンコにする
グリフォン
・召喚獣
・上半身は巨大な翼に、鋭利な嘴、鋭い鉤爪を備える鳥(鷹や鷲に酷似)。下半身はネコ科の猛獣であるライオン
・全長7m以上。翼を広げると20m以上にもなる(7階建てのビルくらい)巨漢の生物
・軽く体当たりされただけで数十mも吹っ飛ばされるほど怪力
・攻撃時、嘴で飲み込むということはせず、咥えたまま地面にグリグリ押し付ける。他、グルングルン振り回した後、叩きつけたりもする
・かなりレトロな攻撃だが、生身の体にはこれだけで全身の骨や内臓がぐちゃぐちゃになるほど強烈
・まさに力一本であらゆる物質を無にする破壊の権化
・銃弾、爆撃でも傷一つつかない強固な防壁
・アリスにとっては、少なくとも学園都市暗部全体より強いとみなしているほどの化け物
・魔術で創った生物ではない?それともアリスが現実の生物として設定した?かわからないが、幻想殺しは効果なし
フラミンゴのバット
・防御系の生きた霊装
・形状は、クリケット(野球に似た実際にあるスポーツ)のバットに酷似
・色はピンク。エプロンの内側に保持
・アリスの意思とは無関係に、アリスに降りかかる攻撃を自動迎撃する。一例として、敵の高圧電流や弾丸を受け止める。その後、ピンク色の羽毛が飛び散り、ぎゃあぎゃあと鳴き声が響く
ハリネズミのボール
・サポート系の霊装
・エプロンの内側から、ボコボコと丸いボールがいくつも落ち、そのボールの表面から針が飛び出る
・それをクッションやイス、踏み台などとして使用。座っても痛みが生じないのはアリスの体質によるもので、他人にとっては凶器にもなる
処刑人
・アリスの靴底から伸びる影の魔術
・形状は骸骨。無色透明で黒い衣を羽織っている
・この影は、棒の先端に斧、その反対側の柄に剣を備える両剣のような武器を持つ
・敵に直接当てて切る物理攻撃ではない。バトンのようにぐるぐる回し切っ先を向けて、敵の寿命を削り取る
・敵が人であれば即死。人工幽霊相手だと即死はないが、行動を止められる
特別高度な魂を降ろす儀式魔術
・アレイスター考案の術式
・目的は、任意の肉体に、任意の魂を入れること(『御使堕し』の上位版?)
・魂は受精卵の誕生から90日後に入ると考えられており、その隙をつく(ランダムの魂が入る前に、別の任意の魂を入れる)
・さらに、入れる魂は人に限らず神、悪魔、天使、精霊など人外でも可能
・本作では死人の魂を使ったが、生者でもできるかは不明(死人限定なら転生魔術といえなくもないが)
・発動最低条件は、受精卵(母体でも可)、任意の魂(骨から抽出?)、儀式場、儀式道具、超絶者全員(シュプレンゲルはゲスト扱いなので除外)
・まず、儀式を行う場所を決め、受精卵ほか魔術的な記号を持つ小道具を配置。外部からの干渉を受けないよう、結界を張る
・その後、パレード、詠唱、献花、儀礼など様々な工程を経て、最後に任意の魂を受精卵に注入
・全工程を終えるのに1日以上かかり、かなりの消耗を伴う
・橋架結社のケースでは、何らかのアレンジを施しているのか、受精卵→胎児→成人の成長速度はわずか30秒
弱点
・他者から恐怖の対象として見られること(コンプレックス)
補足
・アラディア曰く、アリスは純粋で無邪気で、気まぐれ
・過去に、「神様になりたい」「不老不死がほしい」といった願望を持つ人と冒険をしてきた。そこから察するに、アリスは人の願いをなんでも叶えてくれる神のような存在
・だからこそ、神頼みはしないが無欲でもない上条に強い関心を持つ
・玩具は、アリスの気持ちや状況に反応して勝手に発動する。これは、アリスの身を守るためではなく、敵の攻撃を食らったとき“うっかり”アリス自身の手で反撃しないよう、アリスの本気を抑制するためのもの
・アリスを改造した魔術師は、アリスの手により死んだ可能性が高い

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