アラディアの能力や強さ

超絶者:実践魔女、魔女術、三倍率の装填ほか
登場巻:創約4~10、14
全盛期:創約6
ランク:SS-

今の世界を変えたいと願う組織『橋架結社』の一人(No.2か3?くらいのポジション)。
時と場合により魔神に対抗できる超絶者であり、魔女術を扱う実践魔女かつ魔術師でもある。
全世界で苦しむ魔女の救出を目的とし、『月と光の魔女達の女神』を自称。
外見は17、8歳程度の銀髪少女。
服装は、背徳感を強調するため修道服をビキニ化した踊り子衣装。所々、純金の装飾品が散りばめられており、歩く(はだし)と鈴の音色が鳴り響く。
3倍の法則が常時作用する能力強化系の魔術を得意とする。
組織の中ではアリスの心を惑わす上条『殺害派』に所属。
上条戦は2勝1敗。
ボロニイサキュバスとは1勝1分。
創約10では、アリス利用派に勝利し、アリス玩具に善戦するも、アリス本人に敗北。
創約14では、VSコロンゾン終了後、学園都市を離れる。

スポンサーリンク

能力

実践魔女(ウイッカ/Wicca)

・さまざまなタイプがある魔女の一種
・西暦1954年に初めて存在を確認されたらしい
・常に3倍の法則が働くのが最大の特徴
・3倍の法則とは、善行であれ悪行であれ、必ず3倍の強さで魔女自身に跳ね返ってくる体質のこと
・たとえば、子供に100円のアイスをプレゼントしたら、300円宝くじが当たる(善行)。1万円のスマホを万引きしたところ、3万円が入った財布を無くす(悪行)みたいな。
・この3倍の法則の応用で完成した魔術が『三倍率の装填』
・実践魔女の誕生にはアレイスターと交流があった魔術研究家ジェラルド・ガードナーが関係

魔女術

・古今東西すべての魔女が扱う魔術の総称
・そもそも魔女とは、深い森で暮らす巫女を指す
・魔女の代表的な仕事の一つに、治癒、占術、呪詛、飛翔、豊穣などの自然制御がある
・これらはすべて、植物や鉱物から抽出した天然の薬品を調合して行う(霊装)
・完成した霊装に、特別な名称はなく普通に膏薬(こうやく)と呼ばれている
・使用される天然の薬品は、ミント、シナモン、紫蘇、紅ショウガなど様々。これを自分の汗や皮脂に混ぜて発酵、分解させる
・アラディアの場合、敵に自身の魔術を解析されないよう足(そのため素足)で調合を行う。薬品は装飾品の中。完成した霊装の色は影と同じ黒で、通常であれば、他者に悟られることはない
・個性あふれる魔術を次々に生み出す膏薬は魔女にとってとても便利な霊装
・唯一の欠点は、大量の水分と相性が悪いこと(膏薬に無関係な液体が加わると、成分が変わり魔術を正しく発動できなくなる)
・魔女が起こす超常現象は、良くも悪くも人に嫉妬と恐怖を与える。そのため、魔女狩り(集団ヒステリー)と呼ばれる敵も少なくない

三倍率の装填(リロードスリータイムス)

・善行(ぜんこう)あるいは悪行(あくぎょう、あっこう)のどちらかを実行すると、その行いの3倍の利子で術者に跳ね返る魔術
・3倍の利子は、消費しない限り、まるで貯金でもするように300、3万、3億など上限なく無限に蓄積させることが可能
・これが魔神を殺せるかもしれないと云われる所以
・だが、術者にとって、善行はプラスに悪行はマイナスに働く行為は諸刃の剣
・アラディアだからこそ、魔神レベルまで攻撃を強化できるのであって、並みの実践魔女に使いこなせるものではない
・善行と悪行は、結局のところ見方次第。人を殺める行為も死刑なら善と解釈されるように、使い方次第でマイナスの効果もプラスに転換できる

三重封印分解・人域離脱

・アラディアの奥の手。虎の子の必殺術式
・詠唱『リスク4、三重封印分解・人域離脱。この身を三相女神・・・』後、アラディアの足元の影が三方向に伸び、インクの染みのような形状が地面全体に広がる。ロールシャッハテスト(無意識投影の性格検査)に酷似
・魔術発動前に、幻想殺しによって無効化されたため、具体的な効果は不明
・わかっていることは、ヘカテ(ギリシア神話)、イシス(エジプト神話)、モリガン(ケルト神話)、フレイヤ(北欧神話)の4柱の女神の力を借りる点
・それと、対幻想殺し以外であれば、どんな強大な力を持つ魔術師でも、瞬殺できること
・使用を極力避けていたことから察するに、超極大リスクと推定

布教

・少女の欲望に具体的な形状と知識を与え魔女化(信者また奴隷)を促す精神系魔術
・一度に信者にできる数は数十万(集団のカルト化)。聖魔女(アラディア)は表に立たず水面下でじわじわと勢力を伸ばす『魔女の根城(カヴン)』
・信者の口癖は「聖魔女様のお導きの通りに」。この言葉に意味はなく、一体感を持たせるのが狙い(群集心理)。また、聖魔女から授かった知識を白紙の紙束『影の書』に書き止め魔導書を完成させるのを基本行動とする
・流行に乗りやすい、なんらかのコンプレックスを抱く少女(負のカリスマ性)ほどこの魔術にかかりやすい
・イメージとしては、数百万匹の軍隊アリ
・集団の合唱はビルを揺らすほど轟音。集団の行動は街全体を少しずつ浸食、破壊する
・信者は実践魔女と同じく『三倍率の装填』を一時的に扱える。ただし、マイナスの効果で自滅しやすい

熊の脂肪

・人の居場所を特定する検索、探索用魔術
・発動すると、熊の脂肪(黄土色)でできた人面が道路、ビルの壁、天井など街の至る所に現れ、ぬめっとした人影を作る。いわゆる耳目の役割だが、視覚や聴覚の機能はない。触覚のみで調査を行う
・移動速度は車以上
・本来、熊の脂肪は冬の寒さを凌ぐための防寒用物質。それを、アラディアが“寒さから保護する対象(人間すべて)に強制接触する人影”として霊装を組み上げている。人影がターゲットに触れたり、ターゲットと同じ面にいたりすると特定完了。たとえ、幻想殺しで破壊しても、それが居場所特定の合図になる(防犯カメラと同じ)
・もう一つ、個人の特定に人の体に付着しているバクテリア・細菌を使う。これらの生物は、人によって個性があり、そのパターンの違いで個々を識別
・弱点はお湯。バクテリアや細菌をお湯で洗い流すか、別の液体で人体を覆われると、探索が困難になる

虫よけの術式

・目的の場所に、壁などの障害物を貫いて一直線に攻撃また移動する魔術
・『熊の脂肪』と組み合わせて使うと、より効果的に機能する

中・長距離用攻撃術式

・閃光と衝撃波の2種をメインに使う
・閃光:10m大のレーザービーム
・衝撃波:甲高い爆音、不可視の暴風
・どちらも、人体はもちろんコンクリート製や鉄製の構造物を貫く破壊力
・術式の発生源は、手のひらや唇。唇の場合、貫かれた壁にはキスマークの形が残る

体術

・近接戦では、魔術に頼らず、殴打、蹴り、首絞めといったシンプル攻撃を普通に行う
・3倍の法則で強化された身体能力はすさまじく、上条の胸板を右腕で貫き、同じ超絶者であるボロニイサキュバスを前蹴りで無力化する

飛行

・箒のような細長い棒状の物体に特殊な膏薬を塗り跨ると、空を簡単に自由に飛べる
・魔女は空中戦に向いているが、落とされるのも簡単なため、極力避ける傾向がある

回復

・裸身となり緑の夜気を浴びると、疲れや傷が癒えてくる
・全快には数十分以上の時間を要するため、戦闘中に行うのは困難

弱点

・アリス
・極度の魔術依存
・自身の魔術の起点である足元の影(霊装)
・大量の水分。水中戦は苦手?
・教科書、マニュアル通りの所作
・予想外のアクシデント

補足

・魔女の守護者であることを期待された存在
・書物『アラディア、あるいは魔女の福音(Aradia, or the Gospel of the Witches)』に登場する魔女。この本の中では話し上手で頭脳明晰な医者
・ディアナ(月の女神)とルシファー(光の神)の娘という伝説は、そこから生まれた
・十字架の力(黄金やイギリス清教など)に対し懐疑的
・アラディア自身に特別な欲はなく、すべて魔女のために動く
・自己犠牲が強くまじめ。上条の命を奪おうとしたのも決して本意ではない
・『殺害派』はとりあえず上条を消すことでアリスの暴走を阻止する構え

コメント