今回は能力者の家族についての話。
かなり珍しい構成。
これまで両親が出たのは、上条と御坂くらい?
それも浅いので、ここまで深く掘り下げられたのはシリーズ史上初かもしれません。
まず直感として、粗暴で短気な麦野らしさがよく出てる家系だなと。
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【小説】少女共棲4巻の登場人物
麦野本家
当主
麦野炸夜(むぎのさくや)
麦野泳華(むぎのえいか)
麦野堀嫁(むぎのほりか)
麦野銀助(むぎのぎんすけ)
貉山(むじなやま)
扇蜘蛛(おうぎぐも)
馬脚(ばきゃく)
花貝(はながい)
火牛(かぎゅう)
魚中一助(うおなかいちじょ)
その他
蕎麦坂 道夫(そばさか みちお)
ヒヤムギ
タク
華野
フレメア
アズミ
腐草
アレイスター
芹亜
血縁関係者は十数人と聞くと、多いどころかむしろ少ない印象。
まあ何百と出すと、シスターズ並みにかき分けるのが大変そうですから。
後継者争いであるものの、骨肉の争いとはちょっと違うかもしれません。
【小説】少女共棲4巻の話の流れと主なバトル
9月10日(前巻最終日の10日後)
朝
新宿駅で目覚めるフレンダ
一方で、残りのアイテムにフレンダ確保の命が下される
フレンダを落とし入れたのは麦野本家
昼
フレンダ、アイテム共に横浜入り
9月11日
麦野本家大邸宅
フレンダ VS 花貝
アイテム(フレンダ以外) VS 貉山
貼り屋の隠れ家
アイテム VS 炸夜派
アイテム(麦野以外)と麦野本家 VS 麦野沈利
ラスボスが主人公。
暴走状態なのも含め、締めは電磁の大覇星祭編に近いかな。
ただこっちは、よってたかってですが。
【小説】少女共棲4巻のテーマ
「お人よし」あるいは「八方美人」
レベル0ということで、フレンダが濡れ衣役に選ばれましたが、どうも理由はそれだけではない気がします。
貉山とフレンダの共通点として、誰にでもいい顔をする。
友達を作る、子供の心をつかむ、のがとにかくうまい。
これは、よく言えば協調性がある。悪く言えば仲間と他人の線引きが中途半端。
友達の数が多いのは、必ずしもいいこととは限りません。
中学の修学旅行で、どっちのグループにつくか迷ったのを想い出しました。
白か黒か、どっちを選んでも角が立つ。
少なくとも、「あなただけは特別」みたいなことは口にしないほうがいいですね。
孤独な人は特に喜ぶかもしれませんが、裏切られた時の反動は凄まじいものがあります。
感想
貉山の強さ
一番気になったのがココ。
魔術師でも能力者でもないただの人間が、アイテムを圧倒するだと⁉
すごいというより違和感が強かったです。
普通の高齢者が目にも止まらぬ速さで動けるかあ?
聖人とかならまだわかるんだけど、そんな様子は見られません。
戦闘の経験についても、子供の教育係を担っているくらいだから、並みの軍人以下でしょう。
でも、基本的な戦闘力は弱体化したアックアぐらいはある⁉
麦野が学園都市に入った動機
読む前、少しは触れるかなと期待していましたが、わかりませんでした。
自分から志願したのか、親に命じられたのか、そのあたりもまったく。
暗部落ち?したきっかけも不明。
ですが、本人が「喧嘩が強くなりたかったから」と答えたら納得してしまうかも。
鉄の掟
“一般人や世間に迷惑をかけない”
ということだと思うけど、あきらかにブーメラン。
しかも身内に甘い。ミサイルだの銃だのやりたい放題ぶっ放しておいて麦野本家の死者数はゼロ⁉
そもそも、この掟に従うのなら学園都市もターゲットの一つ⁉
後継者争い
サスペンスドラマと時代劇が織り交ざったようなイメージ。
ルールをちゃんと決めておけばいいのにと言いたくなりますが、そこはやはりギャングの世界だからか。
力による決着。
戦国時代ではこれが当たり前だったんだろうが。
世襲制がなぜ問題なのかよくわかる。
麦野の両親
娘の危機なのに1ミリも出てこない⁉
どっちもすでに死亡しているのかと最初思いましたが、少なくとも母親の泳華は存命みたい。
父親については、名すら不明。
たぶん、父親は婿ですね。今回出番のなかった、堀嫁と銀助の可能性がわずかにありますが。
まだ謎がいろいろありそうなので、別の機会にまた麦野本家絡みの話があるかもしれませんね。



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