前巻から引き続きコロンゾン編です。
今回の話は、犯人を追う警察官みたいな感じでした。
逃げ切ればコロンゾンの勝ちということなのでしょうが、こういう選択を強いられている時点で大ピンチといっているようなもの。
必死になって生き延びようとする悪魔に同情とまではいかなくても、どうやって決着させるのか興味津々に読んでいました。
大方、予想通りといえなくもないですが、問題は事後。
いまだかつてなく浜面に恐怖を覚えました。まさか、創約のラスボスとかありそう⁉
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創約14巻の登場人物
悪魔
コロンゾン
モイナ=メイザース
浜面仕上
学園都市
上条当麻
アレイスター
ミナ=メイザース
一方通行
クリファパズル545
滝壺理后
木原脳幹
木原合計
御坂美琴
食蜂操祈
白井黒子
風斬氷華
カエル顔の医者
青髪ピアス
吹寄制理
月詠小萌
黄泉川愛穂
番外個体
打ち止め
御坂妹
鬼山浪世(おにやまろうぜ)
魔神
ネフテユス
娘々
オティヌス
超絶者
アリス=アナザーバイブル
アンナ=シュプレンゲル
ボロニイサキュバス
花束のブロダイウェズ
ヴィダートリ
H・T・トリスメギストス
旧き善きマリア
アラディア
ムト=テーベ
2ndサーガ
イギリス清教
ダイアン=フォーチュン
インデックス
イザベラ=テイズム
ステイル=マグヌス
神裂火織
五和
対馬
その他天草式
アニェーゼ=サンクティス
ルチア
アンジェレネ
アポロニア
パウラ
アガター
その他アニエーゼ部隊
ローマ正教
ミカエル=スピーク
ロシア成教
ワシリーサ
死者
アンナ=キングスフォード
過去にないくらい数が多い印象。
その分、各々の出番は少なめ。ただ、それなりに役割というものが見られました。
新キャラは、鬼山、アポロニア、パウラ、ミカエルの4名です。
創約14巻の話の流れ
1月8日 24時前
アレイスターは、コロンゾンから肉体(ローラ=スチュアート)の制御権奪取に失敗。
さらに、魔神の攻撃を受けたコロンゾンは敗走。
1月9日 0時
学園都市の外に出ようとするコロンゾン。
対し、それを追う上条達。
コロンゾンは第7学区から第3学区、そして第19学区に移動。そこで、ボイラーを爆破させ方針転換。
外壁からではなく地脈からの脱出を決意。
同日 1時
第19学区から第20学区に移動したコロンゾン。
野外公演スタジアムで、自分の体を天使の力(テレズマ)に変える術式の準備に入る。
完了まで残り1%のところでアレイスターの邪魔が入り失敗。
再び、外壁からの越境を試みる。
同日 2時
前巻から続いたダイアン・ミナVSモイナ決着。
第20学区から第9学区、そして第17学区に移動したコロンゾン。
大技を繰り出し、上条以外を足止め。
同日 4時
上条VSコロンゾン決着。
過去に、人類全員から敵認識されたキャラといえばオティヌスです。
新約10では、みんなで寄ってたかって彼女を殺そうとしました。
今回の状況は、このときにかなり近いです。
ローマ正教やロシア成教が出張ってきたのも、一刻も早くこのリスクを排除したかったから。
オティヌスのときと大きく違うのは、1人でも味方が傍にいるか否かです。
オティヌスには上条がいましたが、コロンゾンには誰もいません。
いや、正確にはいることはいるが、行動に移せなかった‼
結果として、浜面に遺恨を残すストーリーになっています。
創約14巻のテーマ
正しい世界と歪んだ世界
コロンゾンのやろうとしていることも、結局、フィアンマやオティヌス、アレイスターと同じような気がしてきました。
現在の世界がおかしいから壊したいと。新しく作り変えたいと。
みんなが平等に幸せに暮らせる世界に。
意図的に整備された幸せの世界。オティヌスが前に作った世界と似たようなものですかね。
そっちのほうが、世界としては正しいのかもしれないが、果たして本当に幸福といえるのでしょうか。
悲しみや辛いことがあるからこそ、感動や喜びが生まれる気がするなあ。
神の恩恵
上条とコロンゾンの共通点については、まったく考えていなかったのでなるほどと思いました。
どっちも、受けられないと。神から嫌われている?存在。
そもそも、幸せは誰かにもらうものなのか。
自ら掴み取りにいったのが上条で、自棄になったのがコロンゾン。
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感想
追うものも追われるものも瀕死の状態
途中から、逃亡戦ではなく持久戦になってきました。
どっちが先に倒れるかの戦い。
メイン二人が、最終決戦前にボロボロ状態というものそうないのでは。
そのせいか、バトルは全体的に控えめで、救助や捜索、説明の場面が多くなっています。
おそらく、薔薇十字から始まり、超絶者、悪魔がらみの話は一区切りしたのでしょう。
なのに、スッキリした気持ちにならないのは、結末が納得できていないからかもしれません。
アレイスターとコロンゾンの最期
アレイスターに関しては、死ぬ死ぬ詐欺が多すぎて、もう不老不死でいいんじゃないかなあ。
再会シーンとかやっても、感動しないどころか、冷める気持ちが増すだけですし。
コロンゾンについて、本当に死んだのでしょうか。
神の力のときは、別の位相にいったと予想されましたが。
上条の決断は正しかったのか
上条は、アレイスターが死ぬことも理解したうえでコロンゾンを殺しています。
しかも、この行動が正しいのか間違いなのか結論を出さないまま。
なんだか、とりあえず危険物はさっさと排除しように見えてしまう。
ようするに、裁判を行わずに即死刑。
オティヌスのときはあんなに嫌がっていたのに。
コロンゾンは悪魔だから、説教が通じないから仕方ないというのは、上条らしくないですね。
闇落ち⁉する浜面
上条との3度目の戦いの伏線ですかね、これは。
ステイルといいコロンゾンといい再戦が流行りなのかな。
読むほうとしては、またかまたかの連続でモチベーションが下がるので避けてほしいところではありますが・・・。
それにしても、極端すぎる。
オティヌスと上条みたいに何億年も同じ世界を生きてたらともかく、数時間?一緒に行動を共にしたくらいでここまで感化されるものなの?
コロンゾンをフォローするキャラがいても別におかしくないけど、その役割がなぜ浜面なのか!
正義とか悪から見た世界とか復讐とか、浜面らしくないですね。
新約後半あたりから、滝壺への愛が弱まってるような。
新キャラについて
アポロニア、パウラは、250人以上で構成されるアニエーゼ部隊のメンバーです。各々一言あるだけなので、仮に出なかったとしても物語に影響はありません。
鬼山は、12人いる統括理事の1人。高齢男性。理事長の座を虎視眈々と狙っていると思ったら、ただ学園都市の現状を心配していただけのもよう。
ミカエルは、ローマ正教の超エリート集団(100名)の枢機卿。若い男性で、枢機卿の中ではかなり温和かつ協力的な人柄。
超絶者はどうなったのか
アリスもシュプレンゲルも、学園都市にとってはコロンゾンと同じくらい迷惑な存在でしたが、特にお咎めないようです。
一方通行の隣に居座るという私の予想はもろくも外れました。
まあ、牢屋に入れても余計な負担が増えるだけでメリットがないか。
もう出番はなさげな雰囲気だし、上条と別れの挨拶がないのはちょっと寂しいかも。
いいところがなかったキャラ
コロンゾンを除き、今回の事件の死者数はゼロらしいですけど、一番危うかったのは一方通行でしょう。ずっとベッドの上とか、天井の銃弾を食らったときと同じくらいの致命傷か。
それとステイル。イザベラと浜面の脱獄をあっさり許して、なんのためにアジトに残っていたのか。ここ最近、上条、イザベラと立て続けに負けてるから余計目に付きます。古株でありながら、作中、もっとも扱いの悪いキャラ⁉でも、創約からまったく目にしなくなった土御門よりマシかもしれません。
その他
前巻で何か裏があるのではと疑っていたイザベラですが、合計に普通に敗北してて拍子抜け。
雪が紅いのは戦争の煤や塵のせいというのも、たったそれだけのことかという感想。
魔神の2人が弱くなっている気がするが、特に意味はなさそう。
食蜂の出番わずかのわりに、功績でかし。
今後の展開予想と気になるところ(伏線?)
・浜面はこれから何をしようとしているのか
・コロンゾンは本当に消滅したのか
・アレイスターは生き返ることができるのか
次巻は浜面主役でも違和感ない流れです。
問題は、何をするつもりなのか。
コロンゾンの敵討ちということでしたら、上条のもとへ一直線ですが、そう単純ではなさそう。
正義サマによる問答無用の悪の断罪を疑問視していますからね。
一方通行を理事長の座から引きずり下ろし、自分がその椅子に座って世界に宣戦布告するとか⁉


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